そして結論。
ガンダムのコロニーだな・・・と。
例えば、東京&ビジネス密集地を2層構造にして徒歩で移動するエリアは全て半地下にする。太陽光が無いと寂しいので自然光が入る半地下と言う意味だ。今後40度をフツーに越える地表は車や列車移動に託すしかないだろう。ガンダムではコロニー内に人口自然空間を作っているが、これが実現するのは数百年先のことだろうから、取り急ぎ首都圏半地下・半自然空調作戦がけっこうリアルかなーと思います。やはり涼しいからと言っても、モグラの様な生活では精神的に相当めげそうなので、やはり空が見える吹き抜けのある半地下都市計画が東京っぽいんじゃないかなーと思います。まぁ、そうなれば、あのオシャレの天敵、アジアな湿度問題も解決し、パリ・ロンドンやイタリアのようなカラっとした夏を意図的に手に入れる事もできる。楽しいだろーなー!北村勝彦さん的夏の重層レイヤー。そんな半自然、半人工環境に出来たならヴィスコンティーの映画『ベニスに死す』級の真夏の正装でお台場辺りに繰り出そうかな〜。
生まれて此の方、汗っかきで根性無しのボクは、恵比寿から青山骨董通りまでの徒歩&地下鉄移動を断念、フラフラで乗ったタクシーの車窓からこんな事を妄想するのでした。エコな心だけでは乗り越えられない気温の壁が今、目の前にある。ダッシュボードの温度計は只今38度、西日がいまいましい東京午後3時・・・。
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。