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STORY

雪のパリからコンニチワ!

こんにちは!只今こちらパリは軽い雪模様です。時計の針は朝の3時40分。完全に時差調整にミスりました。と言うのも、今回のフライトは消滅マイル恩恵の旅なんですが、ANA機体、ホスピタリティーむちゃくちゃ良かったんです。座席間隔なんてエコノミーでこんなに開くんだーとしばし感動。いっときのプレミアムエコノミーが逆に中途半端になっちゃうかもしれません。ただ、この楽チンフライトにはウラがあって、この時期メンズ・パリコレも終わり、オフシーズンの真っ只中!なので座席も3席で1人使いだったのでした。肘掛けを上げて180度フルリクライニングのまま新作映画→食事→新作映画→爆睡眠を繰り返し。こりゃ楽だわな。反則です。でもちゃんとスチュワーデスさんに許可を取りましたので・・・。若かりし頃、ロシアのアエロフロートのみ、成田ーパリで同じ様な寝っ転がりフライト+喫煙が可能だったのでお世話になった事を思い出しました。ただし、当時のアエロフロートの椅子はANA機体みたいなコンフォートさはまるでなく、キャンプの簡易チェア級でしたので、背骨への負担はスゴかったです。という訳でお目目ぱっちり、二度寝に大失敗な今なのです。
話は変わって、今回のパリのお宿は CITADINES グループのバスティーユ。ここは台所付き、そして日本人にはありがたいバスタブがデフォルトで付いてるんです。パリって三ツ星でもバスタブ無しなんてザラで、通販サイト手配だと画像はあってもバスタブは保証しないのが大半。なので、小林家では冬パリは CITADINES グループがマストなのです。お風呂バブも当然持参でね。
上の写真は到着後、スーパーへの買い出しの途中で撮りました。雪って実は温かいんですよね。ニューヨークで、現地の友人に聞いたんですが、冬晴れの方が上空寒気が落ちてきて非常識なマイナス気温になるんです。雪雲に覆われると、マイナス2〜3℃で止まりがちなので楽なんですって。都市部のルールかも知れませんが・・・。
スーパーでは日本人の口に合うコーヒー、カルテ・ノワール、オンチエ(高脂肪)牛乳、ヴォルビック、2ユーロのソフトサラミ、2ユーロのカマンベール、100%手絞りオレンジジュース、そして近所のブーランジェリーで胡麻、穀物入りバゲットを買いました。
経験値での狙い買いなのでどれも美味しいです。日本の5分の1くらいの値段かなー?明日から26日までパリ市内のブロカント蚤の市、絵画ではないヴィンテージ博物館、ビオマルシェでの食材買いまくりを敢行いたします。ヤバいな、ちょっと寝とこーかなー・・・・。おやすみなさーい。
Manabu Kobayashi

Slowgun & Co President小林 学

1966年湘南・鵠沼生まれ。県立鎌倉高校卒業後、文化服装学院アパレルデザイン科入学。3年間ファッションの基礎を学ぶ。88年、卒業と同時にフランスへ遊学。パリとニースで古着と骨董、最新モードの試着に明け暮れる。今思えばこの91年までの3年間の体験がその後の人生を決定づけた。気の向くままに自分を知る人もほぼいない環境の中で趣味の世界に没頭できた事は大きかった。帰国後、南仏カルカッソンヌに本社のあるデニム、カジュアルウェアメーカーの企画として5年間活動。ヨーロッパでは日本製デニムの評価が高く、このジャンルであれば世界と互角に戦える事を痛感した。そこでデザイナーの職を辞して岡山の最新鋭の設備を持つデニム工場に就職。そこで3年間リアルな物作りを学ぶ。ここで古着全般の造詣に工場目線がプラスされた。岡山時代の後半は営業となって幾多のブランドのデニム企画生産に携わった。中でも97年ジルサンダーからの依頼でデニムを作り高い評価を得た。そして98年、満を持して自己のブランド「Slowgun & Co(スロウガン) / http://slowgun.jp 」をスタート。代官山の6畳4畳半のアパートから始まった。懐かしくて新しいを基本コンセプトに映画、音楽等のサブカルチャーとファッションをミックスした着心地の良いカジュアルウェアを提案し続け、現在は恵比寿に事務所を兼ね備えた直営店White*Slowgunがある。趣味は旅と食と買い物。